特殊トルク測定・検査
すべり出しトルク検知
すべり発生を高精度で捉え、そのトルクを測定します。
増し締め試験を行ない、締まっている点からすべり出す点(1~3%)をキャッチ。トルク値を判断します。
使用例
仕様
型式 | DI-12-SL4 | DI-12-SL02 | DI-12-SL15 |
測定範囲 | 0.030~4.000 N・m | 1.5~200.0 mN・m | 0.30~15.00 N・m |
精度 |
±1% (500digit以下±5digit) |
±0.5% (200digit以下±1digit) | |
表示 | LCD4桁デジタル表示 | ||
測定方向 | CW-CCW (右・左方向) | ||
測定モード |
P-P(ピーク) 荷重の最高値を保持します(30digit以上から表示) 破壊トルク(CW方向)、緩めトルク(CCW方向)の測定を行ないます。 |
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T-R(トラック) 荷重変化によって表示が変化します。 |
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P-D 判定モード すべり出しトルクの判定、降伏点の判定を行ないます。(CW方向のみ) | |||
検知判定 | すべり出しトルク値を検知すると、緑ランプ点灯で知らせます。 (JUDモード時) | ||
測定開始値設定 | 測定を開始(判定演算の開始)する値を設定します。 | ||
リアルタイムデータ出力 | PP及びJUDモードで測定中、一定時間ごとに負荷トルク値を出力します。トルク波形を作成することにより、すべりトルク・降伏点トルク・破壊トルクなどの軌跡が判定できます。 | ||
オートパワーオフ | 10分間放置後 電源OFF | ||
ビット嵌合口 | HEX 6.35 | φ4 半付 | □6.35 |
データ出力 | アスキーフォーマット(ボーレート9600) 測定結果を出力 | ||
外形 寸法/検出部 | φ44×190 他突起物 | φ20×145 | φ55×270 |
外形 寸法/表示部 | 166(W)×142(D)×48(H) | ||
重量/検出部 | 約820g | 約80g | 約1.4kg |
重量/表示部 | 約1kg | ||
付属品(各1個) | ビット (+) #1 #2 | ビット (+) #0 | - |
検査成績書、校正証明書、トレーサビリティ体系図 |
回転トルク(動トルク)の測定
被回転体(自ら回転しない、動力を有しない)の回転起動トルクや回転中の負荷トルクを測定
使用例
型 式 | NTS-6 | ||||
S-1 | S-2 | S-5 | S-10 | S-20 | |
測定範囲 | 3.0~100mN・m | 3.0~200mN・m | 0.030~0.5N・m | 0.030~1N・m | 0.030~2N・m |
測定精度 | ±1% (但し 300digit以下は ±3digit) | ||||
回転数(無負荷時)rpm | 約 85 | 約 25 | 約 13 | 約 18 | 約 18 |
表示 | LCD 4 桁デジタル表示 | ||||
測定方向 | CW-CCW (右・左方向)可能 モータにより回転 | ||||
測定モード |
ピークモード(PP):測定中の最大値を表示 トラックモード(GO):かかっている負荷トルクを常に表示 RGモード(PD):約1/87秒ごとに、負荷トルクをデータ出力します |
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測定開始時間 | 回転を始めてから、測定を開始するまでの時間を設定(0.1~1秒) | ||||
トルク判定 |
測定範囲内で上限値・下限値を設定可能 設定値内(OK):緑ランプ点灯 設定値外(NG):緑ランプ点灯 |
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外部入出力 |
信号出力(オープンコレクタ):OK、NG データ出力:アスキーフォーマット(ボーレート9600) 外部スタートスイッチ入力 |
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電源 | AC100V~240V | ||||
検出部嵌合口 | φ4 | HEX6.35 | |||
外形寸法(アンプ部) | 165(W)×142(D)×50(H) | ||||
外形寸法(検出部) | φ28×155 | φ37×195 | φ40×235 | ||
付属品 | 検査成績書、校正証明書、トレーサビリティ体系図 |