ヤニ入りはんだ
ヤニ入りはんだ
ハンダを溶かすと同時に自動的にフラックスが供給されるので、フラックスについては特に意識しないのですが、フラックスにもいくつかタイプがあります。ヤニ入りハンダの「ヤニ」とは「脂」(樹脂)のことです。
鉛フリーはんだ (錫・銀・銅) |
環境を配慮した鉛を使わない“鉛フリーはんだ
鉛が含まれないことで融点が高い
鉛入り
鉛により融点が低く、はんだの流動性が良い
はんだ付けの信頼性が高く、航空事業、宇宙関連などでは現在も主流
やに入りハンダには、線状のハンダの中央に固体のフラックスが入っています。
単芯のものと多芯のものがあり、ハンダ線をカッターなどでつぶれないように切断し、切り口を見るとその様子が観察できます。
品質管理は、ハンダの選定を
鉛フリーはんだ材の材料コスト
材料コストに関しては安価な鉛を使用せずに、合金組成の90%以上をSnが占めることにより、検討組成に関してはすべてコストアップになります。さらに銀やインジウムのような貴金属を使用する組成に関しては、Sn-Pb組成に対して、3倍から4倍の材料コストアップに繋がっています。実際の製品ではフラックス価格や加工賃等が追加されてきます。